お正月に、リプロの予告しましたが、
半年経ってもまだ・・?? 中間報告??。
そうなんです。当初は数個を手作業板金でと思っておりましたが、
噂が噂を呼んで、あっという間に順番待ち最後尾が見えなくなりました。
ありがたいことです。
ある程度の数を作るとなると、作る方のハードルも高くなり、道具から用意することになりました。
これまでの半分以上の時間をこれに費やしています。
①イングリッシュローラー(ハンマーの痕を消したり、カーブ整形すために使います。)
1号機(剛性が足りないことが解り、2号機を作る嵌めに。
②剛性アップの改良版。
操作性も考えて、押しつけ力も容易に変更できるように改良も加えた。
使ったのはバイクのフロントサスペンション。これでもか!と思うくらいに補強もしたが、軟鉄ではまだ不足がある。
習作品その1.
鉄板を加工している作業をYouTubeで見るのとは大違いで、アルミが柔らかく動きすぎます。熟練も必要。
製作工程。
アルミの塊から、ベアリングを納めるホルダーを製作。
小型フライスですり割り加工。
アッセンブリ。
仮組み。
過酷の耐震補強筋交いを用いて、細かい角度調整が出来るように。補強も兼ねています。
これでも剛性が足りなくて、6㎜二枚の板を箱形に補強溶接。
まだまだ細かい作業がありますが、かつあげ。
完成品:
二つ目の道具。
スムージングハンマー。(溶接痕を平したり、小さく曲がり込むようなカーブを作ります。
先に剛性不足でお役御免になった、ローラーを転用。先端にエアーチゾル(エアーハンマーとも言う)を取り付けて、作りました。
出来上がりは、この状態になります。
作る工程:
取り敢えず、手持ちのハンマーを組み付けて、動かしてみます。
習作品を半分に切って、溶接して、試し打ち。
痕をどの程度消せるのか、試します。
ハンマーも本付けの位置に移動。この間も色々ありますが、かつあげ。
いよいよ、タンクの造作と溶接に続く
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